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沿革・概要 【フィールド・オブ・ゆう】

「フィールド・オブ・ゆう」とは 代表:越智正篤氏インタビュー

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代表 越智正篤(おちまさあつ)

「フィールド・オブ・ゆう 」とは 

有限会社フィールド・オブ・ゆう代表:越智正篤インタビュー

1)「フィールド・オブ・ゆう」の立ち上げに至る経緯を教えてください。

僕、もともとは大学時代の先輩に紹介してもらって、幼稚園の先生をやってたんです。幼児体育を現場で実践してね。当時は、男性の先生なんてほとんどいなかったから苦労も多かったけど、この時期のこどもたちと関わることはすごく大事なことやなと思って。他にも生活を考えて営業職なんかもやりましたが、結局幼児体育の世界がやりたい!と思って、いろんな人に助けられながらフリーで始めたんです。他の方の現場でもお手伝いに行って、自分なりの教育観を突き詰めていって…。5年くらい経ってようやく世間が認めてくれた中、僕ひとりでの体制への不安や、ずっと一緒にやっていきたいスタッフと出会えたことなんかが重なって、会社として「フィールド・オブ・ゆう」をスタートさせました。

2)「フィールド・オブ・ゆう」の特徴やウリ、他の類似団体との違いはどんなところでしょう?

まず僕らは、幼児体育を通して“心の成長”を目指しています。技術指導を行って、何かをできるように僕らが課題をクリアさせるのではなく、こども本人がクリアするように支えてやる。体育指導を根本としている人たちは、何かできるようになったという明確な結果を必要とされているから、僕らと同じことをやっているように見えても、微妙なズレがあるんですね。(方法を)教えてしまうのか、本人が自分で学び取れるのか。なかなかその違いは伝わりづらいし、親御さんも結果を求めておられる場合が多いから、伝えるのもひと苦労しています(笑)。学んだことはちょっとやそっとじゃ忘れないから、その違いは大きいと思いますけどね。そもそも何かできたから結果? いや、こどもが成長していく中では、ひとつの過程に過ぎない。通過点でしかないんですよ。だから、もっといろんなことに時間かけたらいいのに、とは思いますけどね。そこで止めさせるから人は失敗という。それは大人が失敗させているだけなんですよ。

3)活動のメインである、幼児体育→親子ふれあい体操→子育て講演会・講習会について教えてください。

遊びを取り入れつつ、体を動かす幼児体育をベースに様々行っています。つい先日の親子ふれあい体操では、ビニール袋1枚を使っての遊びを提案してきました(袋をそりにしたり、ひっぱりあったり…etc)。

こういう特別な企画をする場合、その場をいかに盛り上げられるかを考えがち。それも大事ですけど、そういうイベント性よりも、家でできることを提供していかないと、と思うんですよね。その日で終わりじゃなくて、日常の中にも繋がっていくようにしないと。子育てって楽しいんだなという思いを持ち帰ってもらって、少しでもお母さんの肩の荷を降ろせたらいいですね。それに親子がたくさん集まる場なので、遊びを教えるだけではなく集団の中の個人、個人と集団という兼ね合いも知ってもらえる場にしています。他の団体さんだと絶対ないらしいんですけど、僕は注意もする。後でこども本人が社会に出たときに困るよ、っていうことを親御さんが知って注意する場面をわかってもらわないとね。講演会や講習会は現場の先生に対しても行っていますが、結局は大人の意識を変えることが目的。一貫して言えることは、こどもを見ているようで実は親御さんのフォローに一番気持ちを割いてますね。こどもの方が素直だし、親の意識を変える方が大変ですから。でも、それが一度わかってもらえたらリピーターのようにずっと来てくれる親子もいて。保護者の方の学びの場でもあるんですよね。

4)「フィールド・オブ・ゆう」の今後の方向性や、どうありたいかを教えてください。

そもそも、当法人のモットーは「知覚動考/ともかくうごこう」※1(造語)。責任を持って自分でやろう!とこどもたちに言ってるので、基本の方向性はそれにつきます。加えて、おだてることは性格上、僕にはできないので、落とされてもこどもたちには這い上がってきてほしい、という思いがありますね。ほめない代わりに、頑張ったことは認めてやる。ほめる育て方もあってもいいとは思うんですけど、見てなくても言えるんですよ。「すごいな〜!」ってなんぼでも言える。認めるって受け入れることだし、あなたを見てるよっていうこと。時代には合わない部分もあるかもしれないですが、厳しさも大事なことだなぁと思う。そこを教えていかないと社会へ出たとき成り立たない。自分で責任を持てる、ブレないこどもの成長を目指しているので、そういうことも伝えていかなきゃいけないと思っていますね。

※1 「知覚動考/ともかくうごこう」
知って、覚える、だけではだめ。実際に動いてやってみて、そこから次にどうしたらもっと良くなっていくかを考えて、そしてまたやる。の繰り返しが大事という意味。

有限会社フィールド・オブ・ゆう 沿革、概要に関してはこちらのブログ記事をご覧ください
→ 有限会社フィールド・オブ・ゆう概要 http://npo-space.com/08/2016/08/post-21.html